【硫黄岳】赤岳鉱泉 アイスクライミング体験会

赤岳鉱泉 アイスクライミング

今年はついにいけなかったなぁ~。
そんなことを思いながら去年と一昨年の話です。
こういう趣味やってて思うのは尖った友人のありがたさと言いますか。
雪山装備が充実してきたころ、山岳会所属の友人からお誘いがあり
アイクラやりに、赤岳鉱泉いかねぇ~?とのこと
ってなわけで、行ってきました。
何を隠そう、冬の赤岳鉱泉は一番行ってる山域じゃないだろうか。
初めての雪山かつ初めてのテント泊は硫黄岳
初めて2回登った高い山も冬の硫黄岳
夏の八ヶ岳には行ったことがなく。
アイスクライミングでさらに2回訪れている。
なんだか思い出深い山だなぁ。
いい感じにネジが外れてきているものの基本ビビりなので
アイスクライミングもビビってます。
あんまり写真がないんですが^^;

アイスキャンディ

赤岳鉱泉には冬の間、アイスキャンディという人口のアイスクライミング練習場が設置されます。
人口といっても単管パイプで組まれた構造に水をちょろちょろ流して凍らせているといった作りで氷は本物です。裏側にはホールドが設置されていてドライの練習もできます。

アイスキャンディ

必要な装備

  • ヘルメット
  • アイゼン(レンタル可)
  • ピッケル(レンタル可)
  • シングルロープ(ダブル不可)
  • ハーネス
  • 安全環付きカラビナ
  • スリング

アイスクライミング開始

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一昨年はピッケルは持っていなかったので赤岳鉱泉でレンタルしました。
モノポイントのアイゼンも折角なのでレンタル。縦走用と違って、前爪が縦。

↑が縦走用でピッケルはまっすぐであったり、軽くカーブしています
アイゼンは前爪は横幅が広いです。

↑がアイクラ用でピッケルはしっかりカーブしていて、持ち手は引っかかって滑り落ちないような作りになります。これを両手分揃える必要があります。
アイゼンの前爪は縦になっていて下にギザギザの刃が付いています。

画像はアマゾン様等から拝借。
メット、ハーネス、冬の靴と冬山登山装備。それにトップロープのビレイ経験があれば楽しめます。
興味ある人はトライしてみては?全部で諭吉さん何人分??

去年は友人がピッケルを買ったので、自分はそれを借りてやってました。
どうせ一人が登ってるときはもう一人はビレイですからね~。
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それでこちらが友人の登り。
バンダリーと言って、スプレーで囲まれたとこだけを使って登っていきます。
岩と違うところは、ピッケルで登るということ。
とにかくダイナミックなムーブが使えない、完全な三点支持
アックスを刺したり引っかけてから足を動かす。
慣れてくればアックスの感覚もつかめそうだけど、これが中々頼りない。
ビビりな自分は、高所での腕の消耗も酷い。
まずは、高所になれないとと強く感じましたとさ。

まさかのゲレンデ 南沢大滝

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で、去年は友人所属の山岳会の方がなんと南沢大滝に連れて行ってくれました!
赤岳鉱泉のアイスキャンディとは違って自然の氷瀑です。
リードで登って、トップロープを張ってくれないと自分のような素人が挑戦することはできません。
貴重な体験ができました。
写真は山岳会の凄い人。登りも軽々で脱帽でした。
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ちょっと引くとこんな感じ。
50mのロープを2本結んで100m相当にしての登りです。
ビビりの自分も挑戦しましたが、トップアウトならず。
それでも楽しい経験でした。
もうちょっとアイスアックスが安かったらなぁ~と思わずにはいられません。